イベントレポート

第2回Philosophy for protagonist(2020.1.15)

 開催日:2020年1月15日(木)19:30~21:00

 

2020年、最初のイベントを開催しました。

開催したのは、第2回Philosophy For Protagonist(通称:P4P)。

会場は、高崎市総合福祉センター1F創作室をお借りしました。

 

今回は、総勢5名での実施となりました。

皆さま、ご参加いただきありがとうございました。

 

前回同様、今回も、当社のイベントへの初参加という方が来てくれました。

徐々に、“プロタゴワークス”と“哲学対話”の知名度が上がってきているという事なのかはわかりませんが、着実に広がっていっているのを実感しています。 

 

イベントコンセプトは、“『わかりあえない』をわかりあう”という哲学対話です。 

 他者の話を『聞く』。自分の頭で『考える』。自分で『話す』。 

この3つだけを、参加者で行っていく対話形式の知的アクティビティです。

 

自分達で開催して実施していながらも、毎回思うのは、「こんなに対等でこんなに自由になれる時間と空間ってほぼ存在しないんじゃないのかな」ということです。

それでいて、大いに頭を使うし、自分の話をしっかり聞いてもらえるし、自分以外の人の話もたくさん聞ける。それによって、自分だけでは到底考えつかなかったような新たな視点を手に入れたり、思考の幅を広げる事ができる。そんな場が、今回も生まれていたように感じました。

 

今回のテーマは、多数決により『モテるとは何か』に決定しました。

『モテる』という事について、あんなにも真剣にたくさん考えたのは、人生の中で初めての体験でした。しかも、『モテ』とはかくも深く人間の生き方や人生とリンクしてくるなんて。一人で考えていたとしたら、全く到達できないような内容で、とても楽しい時間でした。

 

他に挙がっていたテーマについても、とても興味深いモノが多くて、いずれこれらの内容についても対話ができたらいいなあなんて、終わってから思いました。

そして、毎度終わった後に思うのは、「こんな楽しくて、真剣に頭を使う“知的アクティビティ”は他にはなかなかないんじゃないかな」という事です。

何しろ、参加するにあたって何の準備も必要無いし、何の専門知識も必要無い。必要なのは、己の身一つ。そして、この場を楽しもうとする気持ちだけで十分なんです。 

 

 

 

【参加者の声※抜粋※】

 ・他者が何を考えているのか聞くことができてとても勉強になりました。

・ひとの意見に刺激を受け、自分の考えも新たに練り直され、価値が生まれてくる経験が出来て楽しかった。

・対話の場が世に増えて、気軽に対話できるような社会になってほしいと思っています。これからも楽しみにしています。

 

 

P4Pは、今後も月に1回程度のペースで定期開催していきます。

哲学対話を是非、体感しに来てください。